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Halloween |
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「Trick or Treat !!」「Trick or Treat !!」 「お菓子くれなきゃ いたずらしちゃうぞ!!」 子供たちが口々に叫びながら、横丁の家々でお菓子を貰いに 練り歩く。 鬼太郎が今年は子供たちを引率していた。 もちろん自分から進んで引き受けた訳では無い。 毎年持ち回りで当番が回ってくるので仕方なくだ。 −−−やれ やれ・・・−−− 鬼太郎はもうすっかりクタクタだが、それも残す所一軒になった。 残りの一軒、ゲゲゲハウスでお菓子を貰えば今年のハロウィンも終わりだ。 そのゲゲゲハウスでは、ネコ娘と目玉の親父が 人数分のお菓子を用意して待っている。 子供たちがひと際大きな声で家の中にいるネコ娘と 目玉の親父に向って叫んだ。 「Trick or Treat !!」 「お菓子くれなきゃ いたずらしちゃうぞ!!」 「ハロウィンおめでとう!順番に並んでね!」 ネコ娘がテキパキと子供たちにお菓子を詰めた袋を 手渡していく。 目玉の親父はそれを目を細めながら見ている。 仲の良い嫁と舅・・・と、言ったところか。 最後の1つを丸毛の子供に手渡し、ホッとしていると ネコ娘の目の前にもう1つ手が差し出された。 「えっ?」 座っていたネコ娘が目線を上げると、鬼太郎が右手を差し出していた。 「鬼太郎は引率当番でしょ! お菓子は子供たちだけよぅ!」 そう言うネコ娘に鬼太郎は含み笑いをしながら 「Trick or Treat …」 一言だけ囁くように言った。 その夜・・・ ネコ娘はそろそろ床に就こうと、パジャマ代わりの少し長めの Tシャツに着替えた。 すると、玄関の戸がカラカラと開き 「ネコ娘、あがらせてもらうよ」 鬼太郎が入って来た。 「どうしたの?こんな時間に・・・」 ネコ娘はTシャツの裾を気にしながら両手で下に引っ張っている。 「さっき言っただろう?」 「えっ?」 「Trick or Treat …」 「あっ!お菓子?そんなにお菓子食べたかったの? 今、持って・・・」 ネコ娘がそこまで言うが早いか、鬼太郎は彼女の腕を引っ張ると 自分の胸に抱き、唇を重ねた。 「ボクの欲しいのはこのお菓子だよ。 相変わらずネコ娘は鈍いなぁ」 「相変わらずって・・・ひどい!!」 猫化するネコ娘に鬼太郎はクスクスと笑うと 今度は先程より深く唇を重ねる。 鬼太郎の舌がネコ娘の口内を弄り、彼女もそれにオズオズと応える。 そうしながらも鬼太郎はTシャツの上から柔らかくも張りのある 彼女の胸を掌で包んだ。 もう寝るばかりだったネコ娘はブラジャーを着けていない。 鬼太郎の動きに合わせて彼女の弾力のある胸も形を変え、 Tシャツごしにでも胸飾りが硬く尖るのがわかる。 「ン・・・フッ・・・」 ネコ娘が甘い吐息を洩らすと鬼太郎は唇を離したが 銀の糸が一筋、まだ二人を繋げていた。 「ネコ娘、すごくHな顔をしてるよ」 「イニャッ!嘘!!」 「嘘なもんか。その証拠に・・・」 鬼太郎はもうすでにズボンの中で窮屈そうにしている 彼自身をネコ娘の太股に押し付けた。 「ニャッ!!」 ネコ娘は身を引こうとするが、鬼太郎の手がガッチリと 腰に廻されそれを許さない。 「ネコ娘がHな顔をするから・・・こんなになっちゃったよ。 責任とってくれるよねぇ?」 「なによ、それ・・・」 「丁度布団も用意してあることだし・・・」 そう言うと鬼太郎は布団の上にネコ娘を組み敷いた。 「鬼太郎の意地悪!私の所為にして・・・」 鬼太郎は笑うだけでそれには答えず、サッサと ネコ娘の着ていたTシャツを脱がす。 そして彼女の唇を奪いながら、自分もちゃんちゃんこと 学童服を脱ぎ捨てた。 鬼太郎の唇がネコ娘の首筋から胸元へ徐々に下がり 彼の左手が下着の中へと差し込まれる。 彼女の蜜壺はもう既に蜜を滴らせ、彼の指を迎え入れた。 彼が親指の腹で花芯を転がせば、ネコ娘の身体がピクピクと跳ね 甘い吐息が洩れる。 「ネコ娘・・・もうこんなになってるよ」 鬼太郎は蜜が絡み付いた己が指をネコ娘に見せつけるように 口に含んだ。 「イニャッ!どうしてそんなこと・・・」 「ネコ娘がどれだけボクを欲しいと思っているのか 知りたいからだよ」 鬼太郎は彼自身を蜜が滴る彼女の秘所にあてがうが、 それ以上奥へ進もうとはしない。 「ネコ娘の口からちゃんと聞かせて欲しいなぁ・・・ それとも・・・ネコ娘はボクじゃなくてもいいのかなぁ・・・」 鬼太郎が力強く脈打つモノをネコ娘の蜜壺に擦り付け わざと淫猥な水音をたてる。 「そんなこと・・・分かってるくせにぃ・・・意地悪ぅ・・」 「ボクも流石に心の中までは分からないからねぇ・・・」 ネコ娘を焦らす鬼太郎とて、もはや我慢の限界だが 彼の唯一ネコ娘だけに向けられる独占欲が 彼女の口から己の名前を叫ばせたがっているのだ。 ネコ娘は恨めし気に鬼太郎を見るが、その目は艶を帯び まるで誘っているように見える。 「鬼太郎だけ・・・」 「えっ?聞こえないよ」 「鬼太郎だけ!鬼太郎だけが欲しいの!!」 ネコ娘の叫びで鬼太郎の我慢も擦り切れる。 そのまま彼女の奥深く腰を埋めた。 「ァ・・ニャン・・・ン・・・」 ネコ娘の胎内はまるで別の生き物のようにウネウネと蠢き 鬼太郎に絡み付き締め上げる。 ピンクの胸飾りを口に含み舌で転がすと 「ニャ・・・イニャン・・・きたろ・・・」 ネコ娘が更に甘い声を出し、鬼太郎の欲情を煽った。 彼女の白い肌にはいくつもの花弁が散らされ 鬼太郎の独占欲の強さが窺い知れる。 『鬼太郎だけ!鬼太郎だけが欲しいの!!』 ネコ娘のその言葉は、そのまま鬼太郎の想いだ。 −−−ネコ娘だけが欲しい・・・−−− ネコ娘の背が反り、声にならない声で悲鳴を上げると 鬼太郎も我慢の限界とばかりに想いの全てを 彼女の胎内に注ぎ込んだ。 気を遠のかせたまま眠ってしまったネコ娘だが 隣でゴソゴソと動く気配で目を覚ました。 「鬼太郎、帰るの?」 「今日は泊るよ」 「親父さん、心配しない?」 「大丈夫。ネコ娘のところに行くって言ったから」 その鬼太郎の言葉を聞き、ネコ娘の瞳が縦に伸びる。 「なら、余計帰らなきゃ! 親父さんに変に思われるじゃない!」 「へっ?」 鬼太郎にしたら今更の話だ。 もうとっくに目玉の親父には二人の関係を知られている。 だが、目玉の親父にどう言い訳しようと真っ赤になって アレコレと考えているネコ娘があまりに可愛くて 当分は黙っていることにした。 「それより・・・」 「えっ?」 「折角起きたんだし・・・ねぇ」 鬼太郎が元気になりつつある彼自身をネコ娘に押し付けた。 「ニャッ!!鬼太郎のバカァ!!」 そう言いながらも艶を帯び始めるネコ娘の瞳に 満足そうな笑みを零すと鬼太郎は布団の中に潜り込んでいった。 終 閉じてお戻りください |